





それはともかく、今回は3人で食事したんだけど、みんなそれぞれ色んなキャリアを持ってるので、自分が知らない業界の話は聴いていて単純に面白いし興味深い。SINMO氏は某一流コンピュータ企業の社員、高瀬氏はフリーのプロデューサーで近々、映画を製作するという。3人の共通点と言えば、それぞれ本業がありながらも、音楽をやってるという点なのだが、この3人が出会うというのも、不思議な感じだ。 人との縁って面白いと思うのは、SINMO氏がネットでうちのTシャツを見つけなかったら、この関係はなかったてこと。
個人的に、出合いはもちろん、自分と周辺に起きる出来事は全て必然で、良くも悪くも意味があると思ってるんだけど、かといって無理に意味を見い出そうともしないんだけど、いつも思うのは、どんな人や出来事に出会おうと、正直に自分が正しいと思った選択をしていけばいいんではないかと・・・ってーか、文章に書こうと思うと、しち面倒臭く書いてしまうんだけど、実はそんな難しく考えちゃいなくて、自分が何か選択したり行動したりする時の基準って、単純に楽しいか楽しくないかしかないんだよね。もちろん「善」を前提にね。人との付き合いも、仕事も、趣味も、楽しいかどうか。損得じゃなくて。だって、つまらないことに時間使いたくないし、つまらんことしてお金貯め込んでもあの世には持ってけないし、あの世すら、あるかどうかわからない。ただ最低限、家族や周りに迷惑かけない程度のお金を残すべきだとは思うけど、どっちにしても生きてるうちに楽しまないとね。今度是非、SINMO氏&高瀬氏のバンドとライブで是非、共演したいものです。

、ってなんで俺が宣伝してんだろ。


キッカケで知り合った神戸のアマチュアミュージシャン、SINMO氏(氏は今年、ニュースの中年バンドの特集でテレビや新聞にも登場した、関西では知られたロックバンドのボーカリスト)が仕事で東京に来ることになり、ついでに東京の知人が出演するライブにゲスト出演するというので、その日は店を早く閉めて高田馬場へ。店に着くとバンドはピンク・フロイドの曲を演ってて、一瞬、プログレ・バーか?と思ったが、外人が経営するその店は、これがなかなかGOODな雰囲気で日本語があまり通じないとこもまたナイス。はチャージを払って入る、ってスタイルが多いんだけど、さすがに東京の土地事情、そうもいかんでしょ。しかし、かなりイギリスっぽい、いい雰囲気出してます。んで、そのバンドが洋楽のカバーを数曲やったあとSINMO氏が登場。ビートルズの「Don't let me down」をはじめ数曲を熱唱。その後もセッションに登場して見事なブルースハープを披露。やっぱ、ハープできるとカッコイイな~。俺も練習しよっと。それで後日、短い時間だけど中野で一緒に食事をしたりして色々話したんだけどやっぱ、何か一所懸命やってる人ってーか、人生楽しんでる人はバイタリティ溢れてるってーか、アツい。僕よりちょっと年上だけど、本当に歳なんか関係なく、そういう人との会話って、パワーもらってる感じがあって、屁理屈ばっかで全然行動しない部類の人間との会話とは全然違う。まあ、そんなわけで食事をしたあと、お店に来てくれて買い物までしてもらっちゃって、なんか非常に恐縮だったんだけど、ホント、ありがとうございました~!※写真右のウチのユニオンジャックTシャツ着てハープ吹いている人がSINMO氏。
でも、世界中の数えきれないほどの人々にこんなに影響を与えた人ってあんまいないよなー。自分もそこまでとはいかないけど、なるべくたくさんの人を楽しませたり感動させたりできることを、ものづくりや音楽活動を通してできないものかとあれこれ考えたり、挑戦したりしながら、色んな人々に助けられて現在まで生かされてきたワケです。感謝。

色も元はホワイトだったんだけど、使い込んで今はかなり黄ばんできてます。これを買って以来、ギターはほとんど買ってません。っていうか昔から、楽器が欲しいと思ってるとタイムリーに似たようなもん誰かがくれたり、拾ったりするんだよね、マジで。最近もアコースティック1本欲しいなーと思ってたら、知人が新しいの買ったから古いのもらえることになったのだ。ラッキー!実は現在、頻繁にライブで使っている黒のシャーベルもマンションのゴミ捨て場で拾った極上中古品なのだ。
でも、最近ものすごく欲しい里GIBSONの白のレスポール・カスタム。しかし、さすがにこれは大富豪でもない限りタダでくれるはずないし、ゴミ捨て場に落っこってる確率も非常に少ないだろう。そんなワケで、誰かこのストラトとGIBSONのレスポール・カスタムと交換して!、っているわけねーか。わらしべ長者じゃあるまいし。あ、そうそう今後、そのもらったり拾ったりしたギターを紹介します。乞うご期待!?
行きつけのバーの常連だった氏が、タバコを吸っていなかったので理由を訊くと、本を読んで止めたという。そう、勘のいい方はお分かりかと思うが「禁煙セラピー」という本だ。カーカミ氏はもう完全に止めたというので僕に本を貸してくれるという。しかし僕自身、止められるものなら止めてもいいかな、くらいは思っていたが、本気で止めようと思った事はなかった。
しかし数日後、バーに顔を出すと、マスターが氏から本を預かっていると僕に渡してくれた。さわりだけ読むと著者曰く、ヘビースモーカーほど簡単に止められるという。本当か?
その日、家に帰って寝る前に読み始めたんだけど、3分の1ページほど読み進めた時点で、これはマジで止められるかも・・と思ったのだが、何故か読むのを止めてしまった。多分、本気で自分は止たいのか?という疑問があったのと、こんな本で暗示にかかって止めてしまうのもちょっとしゃくな感じがしたからだろう。
それから2~3か月、読まずに枕元に放っておいたのだが、ある晩、眠れずに枕元にあったその本を栞が挟んであったページから読み始めてしまったのだ。もちろんタバコを吸いながら。ちょうど読み終えた頃に吸っていたのが偶然、最後の1本だった。ラッキーストライクのソフトケースは空になっていた。
それからまる2年。ちょうど今日のいまくらいの時間だったと思う。今では全然吸いたいと思わない。どうせまた吸い始めるなら、何か一つ大きな目標を達成した時のご褒美にでも・・。でも多分、吸わねーな。この感覚、読んだ人にだけ分かるのかも。